アマチュア野球掲示板
無題
- 満を持して登場
2025/09/15 (Mon) 23:42:28
越後 駿祐(関東一)ショート 182・77 右・右 3年
昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
クローズに構えて、左足のつま先を立てて、グリップを体に近く耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から膝を引き上げて回しこんでクローズに踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
観戦日はインサイドのサンプルがなかったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明ですが、トップが浅いのは気になります。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。
外寄りのストレートは引っ張り込んで捉えてきます。
低目のカーブに対しては、膝を使って叩きつけてセンターに叩いてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングはまずまずです。
守備の動きは良かったですが、トンネルしたケースも見られましたが、スローイングは安定していました。
足は遅くないですし、隙をついた好走塁はしてきます。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、大学で欠点を矯正していき、足も売りにできるようになれば化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
石田 暖瀬(関東一)投手 181・75 右・右 3年
初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、溜めて、インステップして、略オーバースローから投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX146㌔を計測したストレートと、120~130㌔台の縦スラと、110㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、無名の投手にしては良いものを持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ大化けしても不思議ではないと思います。
4年後に期待したいものです。
西東京大会①
- nob
2025/09/15 (Mon) 19:38:44
管理人様、皆様、こんばんは。
日曜は六大学2戦目の方へ。
法政大
401 010 010 01=8 H12 E2
301 102 000 00=7 H10 E2
慶應義塾大
法 槙野、藤森粋、丸山、助川、野崎ー井上和、土肥
慶 外丸、小川琳、坂中、水野、田上、鷲見ー吉開
本 藤森康(法)中塚(慶)
三 林純(慶)
二 境(法)小原(慶)
早稲田大
020 010 000=3 H7 E1
100 000 000=1 H6 E2
東京大
早 高橋煌、宮城、安田、香西、田和ー吉田瑞
東 江口、松本慎、佐伯、増田、前田ー明石
二 尾瀬(早)中山(東)
法政慶應は中々のグダグダぶりで春の苦戦もよくわかる内容でした・・。慶應は下級生中心ですが、志望届を出している4番の常松広太郎(4年・慶應湘南藤沢)が2安打1打点。春はマン振りが目立ちすぎてましたが、状況に応じた打撃に切り替え、こういう打撃も出来るんだなと。外丸東眞(4年・前橋育英)はMAX141㌔とどうも去年からボールが戻らずこの試合も4回5失点。中々辛い所ではあります。4番手で投げた水野敬太(2年・札幌南)は140㌔中盤位出る直球と縦に落ちるボールなんかは将来性を感じましたが、高校時代は野手だったんですよね。法政は3番手で投げた丸山陽太(4年・成東)がMAX147㌔、野崎慎裕(4年・県岐阜商)の内容が良かったかなと。野手だと4番松下歩叶(4年・桐蔭学園)がマークされる中、1番境亮陽(1年・大阪桐蔭)、3番藤森康淳(3年・天理)が目立ってましたね。境はまあ通算100安打は固いでしょうが。春は只石でしたが、この秋は井上和輝(1年・駿台甲府)が正捕手で抜擢も打撃は良いですが、守備面はまだ重い印象ですね・・。
早稲田東大は早稲田が付き合ってくれた内容でしたが、まだ開幕週という事で試運転かなと。早稲田の1番尾瀬雄大(4年・帝京)は2安打2四球と流石で刺さるスカウトもいそうですね。高橋煌稀(2年・仙台育英)が宮城を差し置いて2戦目でMAX149㌔連発で、思ったよりヒットは重んだものの無駄に球数を増やさず早めの勝負をしていました。5番手の田和廉(4年・早稲田実)はMAX148㌔もほとんど130㌔台後半のスライダーを多投。フォーム的にも伊勢大夢(DeNA)の大学時代をほのかに思い出す感じですが、結構苦労して1イニング投げ切るタイプなので、何とも言えないですね・・。
というわけで西東京編です。日大三の全国準優勝は意外でしたが、多分他の高校が出ていたとしても、それなりにやれた高校が今年は西の方が多かったかもしれません。早実がどこも目標ではあったと思いますが、ご紹介の通り左腕の好素材がとても目立ちました。住は映像の感じだと育成かな・・とも感じますが、ストレートは確かに良かったです。岩月、鎌村、柳本あたりも大学で期待したいかなと。
小口 佑馬(創価)投手 190・? 右・右 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔(MAX140㌔)のストレート、スライダーを投げます。起用法的にも素材型で制球も荒れてましたが、指にかかったストレートは面白そうでしたし、サイズもあります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
越口 玲央(創価)ショート 172・73 右・左 3年
オープンスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。走攻守揃い、シャープな打撃がウリです。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
駒場 悠太(創価)セカンド 170・76 右・右 3年
クローズスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。4番打者で小柄ですが、パンチ力が光っていました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
高橋 将大(創価)投手 187・88 右・右 2年
常時セットで二段モーションでオーバースローから130~135㌔位(MAX138㌔)のストレート、スライダー、カーブ、シンカーを投げます。サイズ的にも素材型なのかと思いましたが、力で押すよりも緩急を使いながら打ち取るタイプです。秋以降の活躍に期待したい選手です。
川久保 頼太(創価)投手 172・77 右・右 2年
常時セットでオーバースローから130㌔前後(MAX131㌔)のストレート、スライダー、フォーク、チェンジアップを投げます。左足の上げ方を変えてくる技巧派で安定感があり、2年生ながらエースです。秋以降の活躍に期待したい選手です。
岩月 幸大(工学院大付)投手 186・84 左・左 3年
常時セットでオーバースローから135㌔前後(MAX137㌔)のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。思っていたよりも力押しではなく、スライダーとのコンビネーションで打ち取っていくタイプです。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
上原 和玖(明大八王子)投手 175・72 右・右 3年
ノーワインドアップでアンダースローから125~130㌔位のストレート、スライダー、カーブ、シンカーを投げます。打者としてはオープンスタンスに構え、グリップは耳の高さで、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に足を大きく上げ踏み込むスタイルです。1年夏から主力投手で打者としても中軸で長打力を武器に引っ張りました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
住 日翔夢(日大鶴ヶ丘)投手 179・82 左・左 3年
常時セットでオーバースローとスリークオーターの中間位から140㌔前後(MAX144㌔)位のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。ストレート中心に組み立てますが、軽く投げている感じでも伸びてくる印象です。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
柳本 晴(国学院久我山)投手・ライト 177・86 右・右 3年
常時セットでオーバースローから135~140㌔(MAX144㌔)のストレート、スライダーを投げます。スクエアスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを動かしながらタイミングを計り、投手が足を上げる前に踵を上げ踏み込むスタイルです。打っても4番でヘッドスピードが速く、打球も速かったですしポテンシャルの高さを感じます。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
藤原 平太(国学院久我山)捕手 178・82 右・右 3年
スクエアスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に軽く足を上げ踏み込むスタイルです。攻守の中心で柳本と共にチームを引っ張りました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
戸嶋 健志郎(国学院久我山)ショート 175・78 右・右 2年
気持ち開き気味に構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に軽く足を上げ踏み込むスタイルです。安定した守備力と打撃も広角に打ち分けてきます。秋以降の活躍に期待したい選手です。
鎌村 曜平(国士舘)投手 185・77 左・左 3年
常時セットでスリークオーターから135㌔前後(MAX142㌔)のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。非常に出所が見にくいタイプで、制球力もあり三振も取れますし、クロスファイヤーがずばずば決まっていました。サイズの割に体も使いこなせていて伸びしろもあります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
古田 祐太(早大学院)投手・ファースト 182・88 右・右 3年
気持ち開き気味に構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に軽く足を上げ踏み込むスタイルです。投手としてはノーワインドアップでオーバースローから130~135㌔位のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。打っても中軸でサイズもあり能力の高さを感じました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
Re: 西東京大会①
- 満を持して登場
2025/09/15 (Mon) 23:41:07
こんばんは。
生観戦お疲れ様でございます。
法政の捕手の井上って去年見た気がしますが詳細は覚えてないですが。
慶応は系列以外を使い始めてる気がしますが投手を整備しないと中々勝てないかもしれませんね。
西東京特集ありがとうございます。
創価にはデカい投手が多かったんですね。
住って志望届け出してましたが、気になってましたが144㌔は出るんだ。
第二弾もお時間がある際にお待ちしております。
無題 - 満を持して登場
2025/09/14 (Sun) 23:26:01
酒谷 佳紀(京都国際)投手 182・85 右・右 3年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、上体が3塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドスローとスリークウォーターの中間よりも下くらいから投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先を立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX140㌔を計測したストレートと、110~120㌔台の縦スラと、100㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
坂本 慎太郎(関東一)投手 170・65 左・左 3年
中学時代から見てきましたが、高校では初めて打撃の感想など。
開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げてから下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドは引っ張ってファースト正面の強い打球を放ってきます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のやや低目の左腕のスライダーはセンターに叩いてきます。
外のストレートはセンターに叩いてきます。
外寄りのストレートは引っ張り込んで捉えてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
守備範囲はイージーなものしかなかったので分からないですし、肩もサンプルがなかったものの投手として130㌔台後半を投げてましたので地肩は良いですが刺せる肩なのかどうかは不明です。
足は速いですが、変化球の際に走って刺されていましたので、現状売りにできるほどではないようです。
と言う事で、この選手の将来性は野手ですので、大学では野手一本に絞って打撃技術に磨きを掛けて行き、足も絶対的に売りにできるようになれば面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/09/13 (Sat) 23:09:35
大浦 崇輔(明豊)投手 185・82 右・右 3年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を高く内に引き上げて、ショート方向を蹴って、上体が3塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、強烈にインステップして、サイドスローとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先を立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX144㌔を計測したストレートと、120㌔台の縦スラと、110㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思いますが、カーブの際にのみ腕の位置が上がっては球種がばれてしまいます。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
西村 一毅(京都国際)投手 177・70 左・左 3年
昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、セカンド方向を蹴って、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
右腕を下から上に使うタイプですが、引き込みは抑えられています。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、首を振って、上体が3塁側に倒れて、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX142㌔を計測したストレートと、110~120㌔台のスライダーと、110~120㌔台のチェンジアップと、90㌔台のカーブは確認。
ストレートは少し速くなったと思いますが、チェンジアップは良い時は独特な変化をして打てないですが、何の変哲もないボールになったりもしますので精度を上げたいものです。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ騒がれるようになると思います。
4年後に期待したいものです。
繁永 晟(大阪桐蔭-中央大)セカンド 173・77 右・右 4年
昨年も感想を書きましたが、リーグ戦の模様と日米大学野球の模様から感想など。
軽く開いて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げてから下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。
リーグ戦ではトップに入る際にグリップを急激に上げるのでタイミングが全て狂っていましたが、日米ではそのあたりは改善されていました。
日米ではインスラに詰まっていましたし、ストレートにも詰まっていましたが、3打席目には引っ張ってきました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
リーグ戦では外寄りのストレートは引っ張り込んで捉えてきます。
低目のスプリットには追い込まれると膝を使ってファールで粘っては来ます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くないですが、盗塁が過去も最高で2個ですので、売りにできるほどではないです。
守備は守備範囲が滅茶苦茶広いタイプではないですが、堅実に捌いていました。
と言う事で、3年の春と秋には3割2分台の成績を残したものの、4年の春には1割台と不振でしたが、秋の内容によっては指名を検討する球団もあるかもしれません。
秋に期待したいものです。
東東京大会③ - nob
2025/09/13 (Sat) 20:20:09
管理人様、皆様、こんばんは。
東東京ラストです。いずれも名前はそんなに出てなかった選手たちですが、大学あたりで名前聞けるかもなぁ位の力を持っていた気がします。岳原、安彦、増田あたりはサイズもあって楽しみですし、佐原はどうしようかなと思いましたが、期待も込めて今回出してみました。去年から見ていると低反発バットは東京の選手たちあまり気にしてる印象無く柵越えも多いですが、やはり環境ですかね。サイズが太くなった選手も多くなった印象です。次回は西東京ですが、左腕で印象的だったのがそこそこいた印象ですね。
岳原 雄大(修徳)セカンド 180・75 右・右 3年
スクエアスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。逆方向への長打が多く、この夏は特にチャンスの場面で勝負強かったです。大型ですが、守備も軽快でした。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
築田 駈翔(修徳)投手 175・88 右・右 3年
常時セットでスリークオーターから135㌔前後位(MAX142㌔)のストレート、スライダー、カットボールを投げます。ボールが重いタイプで、丁寧にコーナーに投げ分け打たせて取ります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
早野 陽晴(修徳)投手 172・74 右・右 2年
常時セットでオーバースローから130~135㌔位のストレート、縦横のスライダー、カーブ、ツーシームを投げます。純粋な直球は少なくボールを動かすタイプで打たせて取ります。秋以降の活躍に期待したい選手です。
佐藤 海翔(岩倉)投手 177・77 右・右 2年
常時セットでサイドに近いスリークオーターから130㌔前後位(MAX134㌔)のストレート、スライダー、シンカーを投げます。球速以上にキレや勢いを感じ、タフな印象です。秋以降の活躍に期待したい選手です。
新渡戸 佑(実践学園)投手 173・63 左・左 3年
常時セットでスリークオーターから130~135㌔(MAX137㌔)のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。細身ですが、制球力があり右左関係なくインコースを上手く使いながら、ゲームを作る上手さや気持ちの強さもあります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
安彦 李空(実践学園)捕手 177・85 右・右 3年
オープンスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。チームを東東京初の4強に導いた4番で攻守の柱です。ヘッドスピードが速く長打力もありますが、上手く変化球に合わせる上手さも兼ねています。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
首藤 健介(共栄学園)投手 171・75 右・右 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔(MAX138㌔)のストレート、縦横のスライダー、カーブ、カットボールを投げます。秋は4試合完投とチームを上位に導く投球でピンチでもカットボールを軸に打ち取ってきます。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
佐原 丈慈(安田学園)ショート 178・73 右・右 1年
オープンスタンスに構え、グリップは胸の高さにセットし、ヘッドを寝かせ、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。1年生ながら1番・ショートと期待値が高く思い切りの良さがあります。守備は軽快でまだまだ伸びてきそうです。秋以降の活躍に期待したい選手です。
増田 光太朗(安田学園)サード 181・81 右・左 3年
オープンスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを寝かせ、投手が足を上げると同時に軽く足を上げ踏み込むスタイルです。4番としてチームを引っ張り、広角に打てる打力が持ち味です。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
Re: 東東京大会③ - 満を持して登場
2025/09/13 (Sat) 23:06:19
こんばんは。
東東京ラストありがとうございます。
岳原ってあまり見かけない苗字ですが、もしかして山梨学院の弟?
知らなかった選手が多いですが参考にさせていただきます。
西東京特集も楽しみにお待ちしております。
甲子園や大阪ドームの - hannshin osaka
2025/09/13 (Sat) 13:16:18
今年はクライマックスシリーズのチケット、特に良いお席は大変な競争になりそうですね。甲南チケットさんや現金化マルフクさん、梅田チケットさんなど、大阪の金券ショップの店員の方々も「難しいでしょうね」とおっしゃっていました。どうしたものかと、私も困っております。
無題 - 満を持して登場
2025/09/12 (Fri) 23:26:48
川口 琥太郎(明豊)ショート 178・80 右・左 1年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
開いて突っ立って構えて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプで(移動距離がデカすぎ)、内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。
インサイドは詰まるケースも見られましたが、130㌔台なら引っ張ってきます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のストレートはセンターに叩いてきます。
スプリットは引っ張って捉えてきます。
外寄りの縦スラも引っ張って捉えてきます。
変則左腕のスライダーはレフトオーバーの長打を放ってきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングはまずまずです。
足は速い方ですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備の動きは良かったですが、スローイングの型にはやや違和感があります。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ騒がれるようになると思います。
まずは来年に期待したいものです。
寺本 悠真(明豊)投手 171・67 左・左 3年
下級生の時にも見ていましたが、今回も見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って溜めて、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
右腕の使い方は悪くなく、引き込みは抑えられています。
捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX137㌔を計測したストレートと、110~120㌔台のスライダーと、110㌔台のチェンジアップと、90㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、徐々に成長はしていましたので、地方の大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
山形 球道(興南-立教大)レフト 172・82 右・左 4年
今まで全く知らなかったですが春にブレークして日米大学野球にも選出されましたので感想など。
開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから自身も膝を高く引き上げて行き大きく回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドが甘くなるとライトにHRを叩き込んできます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りのストレートは引っ張り込んで捉えてきましたし、外寄りの高めのストレートは右中間にHRを叩き込んできます。
左腕のスライダーはライト線に長打を放ってきます。
変則派の低目のシンカーは引っ張って捉えてきます。
日米では外のストレートはセンターに叩いてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は売りには出来ないようです。
守備は決して守備範囲が広いわけではないですが、ファインプレーを2回見れましたが、肩はサンプルがなく不明です。
と言う事で、打撃に関しては見どころがありますが、足を高く上げる1本足打法はクイックなどでタイミングをずらしてくる投手が多い現状では不安はありますが、長打力は高いですのでセリーグもDH制を導入するので指名を検討する球団もあるように思います。
指名されたら死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/09/11 (Thu) 23:36:15
桑山 晄太朗(津田学園)投手 181・81 左・左 3年
バーチャルで予選も見ていましたが、合わせて感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、右足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、サイドスローとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。
右腕を下から上に使うタイプですが、引き込みは抑えられています。
捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。
テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先を立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
リリースポイントのかなり前から、プレートから軸足が離れるのは気になります。
牽制を入れてきますが、クイックは微妙です。
球種的には、MAX144㌔を計測したストレートと、120~130㌔台の3種類のスライダーのみ確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていき、スライダー以外の絶対的な変化球も習得できれば騒がれるようになると思います。
4年後に期待したいものです。
岡田 晴樹(明豊)センター 176・72 右・左 3年
知らない選手でしたが、気になりましたので感想など。
気持ち開いて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
観戦日はインサイドのサンプルがなかったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のやや低目のチェンジアップは、膝を使って右手一本でライトに拾ってきます。
変則左腕の外の高めのボール球はセンターに叩いてきます。
外のストレートはレフトに叩いてきます。
外寄りの高めのストレートは右中間を突破してきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は速く、セーフティーバントも決めてきましたし、変化球の際に盗塁を決めてきます。
守備範囲は広かったですが、肩はサンプルがなく不明です。
と言う事で、無名の選手にしては良いものを持っていましたので、大学で技術に磨きを掛けて行き、肩が良いのであれば面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
松下 歩叶(桐蔭学園-法政大)サード 181・85 右・右 4年
高校の時にはどうしようか迷って何も書かなかった記憶がありますが、リーグ戦と日米大学野球の模様から最終感想など。
略スクエアに構えて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプすが、内への移動は許容範囲内っぽいです。
インサイドは詰まるケースも見られましたが、インハイがやや甘くなると引っ張ってきましたし、甘くなるとセンターに押っ付けてきたケースも見られましたし、日米ではインローの148㌔をレフトにHRを叩き込んできます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
アウトローのストレートはライト線に長打を放ってきました。
低目の縦スラには膝を使ってファールにはしてきましたが、現状拾えるほどではないようです。
外寄りのストレートはレフトにHRを叩き込んできます。
左腕の外寄りのスライダーはバックスクリーンにHRを叩き込んできます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
日米では1アウト3塁の場面で、追い込まれた後叩きつけてゴロをねらって打って1点をもぎ取ってきましたが、この辺りは良く野球を分かっています。
足は遅くないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備の動きはかなり良いのが分かりましたし、スローイングも良く、肩も良かったですので、練習すればショートもプロでできるかもしれません。
と言う事で、高校時代よりもかなり成長していましたし、今年のアマの右打者では一番技術が高いですし、六大学通算10HRと長打力も持っていますし、守備も売りにできますので1巡目で指名されるように思います。
末永く活躍してほしいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/09/10 (Wed) 23:33:10
田山 纏(仙台育英)ライト 177・78 右・左 2年
バーチャルで予選も見ていましたので合わせて感想など。
軽く開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から膝を引き上げて回しこんでクローズに踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプで、内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。
甲子園ではインサイドのサンプルがなかったですが、予選では詰まっていました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。
外寄りのストレートは右中間を突破してきましたし、予選では右中間にHRを叩き込んで来ました。
外のストレートはレフトフェンス直撃弾を放ってきます。
落ちるボールの良いサンプルがなく、膝を柔軟に使って拾えるのかどうかは不明です。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は速い方ですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備に関しては軽率に後ろに逸らしたケースも見られましたが、予選では肩は良かったです。
と言う事でまずまず良いものは持っていましたので今後徐々に欠点を矯正していき、足も売りにできるようになれば化けれると思います。
来年に期待したいものです。
土屋 璃空(仙台育英)レフト 178・80 右・左 3年
多分U15でも見ていたと思いますが覚えていなかったですが、バーチャルで予選も見ていましたので合わせて感想など。
クローズに構えてつま先を立てて、グリップを体に近く顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から軽く足を浮かせて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップの内への移動は無いタイプです。
インサイドは引っ張ってきましたし、予選ではライトにHRを叩き込んできます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。
左腕の外のストレートは三塁線を突破してきます。
外のストレートは左中間を突破してきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいますし、インパクトでやや首を傾けるのは気になります。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くもないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
中学時代は捕手だったようですが、甲子園では守備はイージーなものしかなかったですが、予選ではレフトフェンスに達しようかと言う当たりに素早く回り込んで止めてきましたし、肩は良かったです。
と言う事で、まずまず良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
小田 康一郎(中京-青学大)ファースト 173・85 右・左 4年
大学では初めて真面目に見てみましたのでリーグ戦と大学選手権と日米大学野球の模様から最終感想など。
軽く開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドは日米大学野球の150㌔には詰まってしまいましたが、リーグ戦ではライトにHRを叩き込んできます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のストレートはセンターに叩いてきますし、左中間突破してきますし、レフトにHRも叩き込んできますし、日米では長身右腕の外の低めの154㌔を膝を使ってセンターに叩いてきます。
外寄りの高めの引っ張り込んで捉えてきます。
3球続けてきた縦スラは拾ったもののセンター正面のライナーでした。
日米では初見の左腕のカーブをライトにHRを叩き込んできます。
リーグ戦では山城のスライダーを3打席連続空振りしていましたので、変則左腕は苦手なのかもしれません。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くなく、大学選手権では変化球の際にモーションを盗んで盗塁を2個決めてきましたし、日米では左腕の変化球の際に盗塁を決めてきましたが、しつこく左腕の牽制を受けて飛び出して刺されたケースも見られました。
ファーストの守備の動きは良かったですし、セカンドの守備練習の動きは微妙でしたが、高校時代はサードを普通に守っていましたのでサードは出来ると思います。
気になったのは、リーグ戦では自分のストライクゾーンを確立しているので、自分がボールと判断したボールは自信を持って見逃して審判にストライクと言われるケースが散見されましたが、審判がストライクと言えばストライクなのでプロでは追い込まれた際にはファールにしないと使って貰えなくなります。
と言う事で、アマチュアの打者では最高峰の打撃だと思いますし、将来的にはSBの近藤のような感じになれる可能性がありますので、守備の問題から1位にはならないとは思いますが2巡目には指名されると思います。
末永く活躍してほしいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/09/09 (Tue) 23:29:08
梶井 湊斗(仙台育英)投手 174・69 右・左 2年
予選もバーチャルで見ていましたので、合わせて感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強くなって、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX139㌔(予選では145㌔)を計測したストレートと、110㌔台の縦スラと、120㌔台のスプリットは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、まずまず良いものは持っていましたので今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
来年に期待したいものです。
高田 庵冬(仙台育英)サード 183・88 右・右 3年
気になっていましたが、予選と合わせて感想など。
軽く開いて、グリップを体に近く顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプで、内への移動も見られます。
逆球となったインスラが甘いと強烈に引っ張ってきましたし、左腕のスライダーが甘いと強烈に引っ張ってきましたが、コースに決まると上記欠点から詰まってしまいます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のストレートはセンターに叩いてきます。
追い込まれた後の甘いカーブは左中間にHRを叩き込んできましたが、歴代の中で飛ばす能力はNO1と監督が言っていた片鱗は伺わせました。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は速い方ですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備の動きは良かったですし、スローイングも安定していましたし、肩も良かったです。
と言う事で、予選は好投手が相手の試合が多くあまり良いところはなかったのですが、甲子園では甘いボールに対しては結果も残しましたし、身体的能力には秀でているのも確認できましたので、育成指名されるように思います。
指名されたら死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。
秋山 俊(仙台育英-中京大)センター 183・86 右・左 4年
昨年も感想を書きましたが、大学選手権と日米大学野球の模様から感想など。
気持ち開いて、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて回しこんで気持ちクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプで、内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。
インハイには詰まってしまいます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
左腕の外寄りのスライダーはライト中段にHRを叩き込んできます。
外のストレートはセンターからレフトにきっちり叩いてきますし、左中間を突破してきますし、バットの先に当たってもセンターオーバーの長打も放ってきます。
日米大学野球では低めの落ちるボールはファールにはしてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は遅くないですが、リーグ戦でも3盗塁が最高のようなので現状売りには出来ないようです。
守備に関しては、守備範囲はまずまず広かったですし、肩も悪くないのですが、日米大学野球で気になったのは慣れない球場で専門ではないライトを守っていたと言う事もあってか、イージーなフライで投げやすい体勢で捕球してホームに投げればアウトのタイミングなのに、投げやすい体勢ではなく捕球してしまい無難な送球で刺せなかったですが、アマチュア野球を見ないプロ野球ファンは厳しい人が多いので「何で肩の悪い選手獲ったんだ」とかバッシングを受けてしまいかねないので、もっと守備でもアピールしようと練習から真剣に取り組んで欲しいものです。
と言う事で、打撃に関しては大舞台での実績も充分ですし、アマチュアの中でもトップランクでしょうから指名は確実ですが、打撃以外は秀でたものが現在の所見受けられないので3~4位の指名となるのだと思います。
秋の打撃以外の進化に期待したいものです。