アマチュア野球掲示板
無題
- 満を持して登場
2025/08/20 (Wed) 23:35:17
松浦 伸広(高知中央)投手 174・68 右・右 2年
昨秋も見て感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って溜めて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、アウトステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。
テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたが、肘から先を立てては使えないようです。
フィニッシュでは、首をかなり振って、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX139㌔を計測したストレートと、110㌔台の縦スラと、120~130㌔台のチェンジアップは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、甲子園では故障明けだったようですが、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
来年に期待したいものです。
矢口 樹(明秀日立)投手 174・75 右・右 3年
知らない投手でしたが、気になりましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先を立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
3人で抑えたので、クイックは不明です。
球種的には、MAX145㌔を計測したストレートと、130㌔台のカットボールのみ確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、無名の選手にしては良いものを持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
百合澤 飛(開星-関西大)投手 189・94 左 2年
偶々録画してた試合を見て初めて知った投手ですが感想など。
プレートの真ん中を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、2段モーションから、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
右腕の使い方は悪くなく、引き込みも抑えられています。
捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転が強くなって、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは遊んでいます。
牽制を入れるも、ランナー1塁では首でけん制してクイックはしないタイプで、セカンドにランナーがいる際はクイックもまあまあしてきます。
球種的には、MAX149㌔を計測したストレートと(本来150㌔超との事)、スライダーと、カーブは確認。
ストレートは良かったですが、変化球は正直しょぼかったです。
コントロールに関しては、荒れ荒れなタイプではないものの、高めに浮いたり3ボールとなったりが多かったです。
と言う事で、素材型ではありますが資質的にはかなり良いものを持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ面白いと思います。
まずは来年に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/08/19 (Tue) 23:28:57
梅原 朋貴(済美)投手 183・76 右・右 3年
事前に少し気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、軸足でつま先立ちしていきながら膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、強烈にインステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強くなって、着地は遅らせようとしてくるものの、やや早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
リリースポイントのかなり前から、プレートから軸足が離れるのは気になります。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX137㌔を計測したストレートと、120㌔台の縦スラと、120㌔台のカットボールと、110㌔台のスプリットと、110㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、相手の強力打線を変化球でかわして凌ごうとする投球に終始していましたが、素材としては良いですので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
堅田 徠可(高知中央)投手 170・72 右・右 2年
予選でも見ていましたが、甲子園の模様と合わせて感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強くなって、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX144㌔を計測したストレートと、110~120㌔台の縦スラと、120㌔台のスプリットは確認。
予選では151㌔を計測し9回にも唸りを上げる150㌔を連発していましたが、血豆の影響から甲子園では球速が出なかったですが、変化球はまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、血豆の影響から思うような投球が出来なかったのは残念ですが、この悔しさを糧に今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ騒がれるようになると思います。
後、横浜商大に行った兄は体重を増やしすぎて3年時には故障もしてしまったので、この辺りにも気を付けて徐々に体重も増やしていくようにしたいものです。
来年に期待したいものです。
西野 啓也(高知-立命館大)捕手 180・78 右・右 3年
大学では初めて見れましたので感想など。
略スクエアに構えて、バットを担いでからヘッドを立てて行き、投手が腰を落としたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプで、内への移動も見られます。
逆球となったインスラは膝を使ってレフト線に長打を放ってきましたが、140㌔台のストレートにはどうかな。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
甘い縦スラは引っ張って捉えてきます。
外のストレートはセンターに叩いてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングはまずまずです。
捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見どころがあります。
ランナーがいても膝をつくタイプで、ワンバウンドは止めてはきましたが、後ろに逸らしたケースも見られました。
肩は良くコントロールも良くバンバン盗塁を刺してきます。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、今後徐々に欠点を矯正していき、捕手としても1ランク進化できれば面白いと思います。
来年に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/08/18 (Mon) 23:24:04
松本 琉葦(旭川志峯)捕手 174・80 右・右 2年
予選も見ていましたが、甲子園の模様と合わせて感想など。
軽く開いて、グリップを体に近く耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げ始めた後から自身も膝を引き上げて行き回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドのストレートは肘の畳み方が甘く詰まってしまうのは残念ですが、予選では左腕のインローのスライダーはセンターに押っ付けてきました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
予選では外のストレートはライトに叩いてきました。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます
振り切ってくるスイングは力感があります。
捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見どころがあります。
右手の隠しが甘いのは、ファールチップ対策が出来ていないです。
ランナーがいても膝をつくタイプで、ワンバウンドは止めてはきましたが、後ろに逸らしたケースも見られました。
肩に関しては甲子園ではワンバウンド送球となりましたが、予選では良かったです。
と言う事で、面白いものは持っている選手ですので、今回の悔しい経験を生かして今後徐々に欠点を矯正していき、捕手としても1ランク進化できれば大化けしても不思議ではないと思います。
来年に期待したいものです。
宮口 龍斗(智辯和歌山)投手 183・87 右・右 3年
選抜でも感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。
左腕の使い方は悪くは無く、引き込みも抑えられています。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。
球種的には、MAX146㌔を計測したストレートと、120㌔台の縦スラと、120㌔台のカットボールと、120㌔台のスプリットは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、センバツから進化しようと努力してきた跡が伺えましたので、大学で更に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
平野 大智(佐賀商-亜細亜大)投手 185・95 右・右 4年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
ロッテの澤村から力みを緩和して腰の落としを緩和したフォームです。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX150㌔を計測したストレートと、120㌔台のカーブと、120㌔台の縦スラと、140㌔台のスプリットは確認。
ストレートには威力がありましたし、変化球もまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてきましたし、左打者のインサイドを攻めれますが、甘いのも散見されました。
大学では4年生の春に公式戦デビューしたので経験は不足しているものの、緊迫した場面で登板しても平常心で投げれていましたし、精神的に強いようです。
と言う事で、かなり良いものは持っていますので、指名は確実と思いますが、順位は秋の成績次第となるのだと思います。
秋に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/08/17 (Sun) 23:23:35
増渕 隼人(叡明)投手 177・80 右・右 3年
予選でも少し見ていましたが、甲子園の模様から感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
リリースポイントのかなり前から、プレートから軸足が離れるのは気になります。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX137㌔を計測したストレートと、120㌔台の縦スラと、120㌔台のカットボールは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、無名の選手にしては良いものを持っていましたので、育成の上手な地方の大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていき、スライダー系以外の絶対的な変化球も習得できれば化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
億貞 壮汰(旭川志峯)ショート 174・72 右・左 2年
1年生の時から見てきていますが、予選の模様と合わせて感想など。
軽く開いて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから自身も膝を引き上げて行き大きく回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げてから下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。
甲子園ではインサイドのサンプルは無かったですが、予選では肘の畳み方が甘く詰まりながらレフト前に落としてくる程度です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
フォークを2球空振りした後に3打席目には膝を使ってセカンド正面にはなったもののミートはしてきます。
予選では外寄りの甘いチェンジアップはセンターに叩いてきましたし、やや低目の外のチェンジアップを右手一本でライトに運んできます。
予選では外のストレートはセンターに叩いてきました。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいますし、高めのボール球のストレートに手を出してしまうのは。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
守備に関しては、確か甲子園では打球が飛ばなかったですが、予選では動きは悪くないものの、セカンドへの送球が乱れたりも散見されました。
足は遅くないですが、予選では左腕の変化球の際に盗塁は決めてはきたものの、ショートのタッチが甘くならなければアウトでしたので現状売りには出来ないようです。
と言う事で、北北海道内の学校相手では資質の違いで体の反応で打ててしまいますが、今後はレベルの高い投手達を想定し、何でも打ちに行くのではなく頭も使ってある程度球を絞って打ちに行く等考えて行かないとただの人で終わってしまいかねないと思いますので、今回全く打てなかった経験は個人的にはかえって勉強になって良かったのではないか?と思います。
後は自分にもっと厳しく守備も突き詰めていかないととも思います。
かなり良いものは持っている選手だけに厳しく書きましたが、来年の進化に期待したいものです。
岩城 颯空(富山商-中央大)投手 180・88 左・左 4年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って溜めて、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
右腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
牽制を入れて、クイックもしてきます。
投球間隔が他の投手と比べて長いのはかなり気になります。
球種的には、MAX149㌔を計測したストレートと、120~130㌔台のスライダーと、130㌔台のスプリットは確認。
ストレートは本来150㌔台を投げるようですが威力がありましたが、変化球はいつもなのかどうか分からないですが見た際には無難でした。
コントロールも纏めてはきましたが、クロスファイアーが甘くなりがちなのは気になりました。
という事で、確かに良いものは持っていましたので、秋までに欠点を矯正していき、変化球にもストレートにももっと磨きをかけていければ指名圏内に突入するのだと思います。
秋に期待したいものです。
埼玉大会③ - nob
2025/08/17 (Sun) 20:50:55
管理人様、皆様、こんばんは。
埼玉の選手紹介3回目です。浦和学院がこれだけ多いのはそれだけ春季大会も含め強烈な印象だったのはあります。全国でもそれなりに打てたんじゃないかなと今でも思いますが、埼玉を出ると案外打てなかったり、軟投派左腕を克服できなかったり、投手陣が割と球速足らずなど不安も結構多いチームでしたね。岡部の起用がどうにも定まらなかったのも1年間苦しんだ要因の一つかもしれません。藤井に関しては印象として指名圏内かなとは思うくらいに成長していたと思います。垣内は10kgほど体重も増えホームランを打ったりとこちらも面白そうかなと。鈴木は現在行われてる新人戦では投手もやったりだそうですが、単純に投げる打つ走るのポテンシャルが高い選手で、来年の埼玉を代表する外野手として名前も上がるかと。新チームは1年生二遊間だそうで、セカンドの大宮翔はU15日本代表でも有名ですが、ショートの法量章太郎は1年生ながら3番・ショートと期待されてる起用で気になっています。
伊奈学園の茂木は大会前から速いというのはおぼろげながら知っていたのですが、確かに速かったですし、大学経由で面白いかもしれません。最近はショートアームの投手が映像で見ていても多いなという印象です。
林田 大空(浦和学院)ファースト 178・88 右・右 3年
オープンスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。夏は思い通りの結果とはなりませんでしたが、春はポンポン外野の頭を軽く越える打球を連発し、強烈な印象でした。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
藤井 健翔(浦和学院)サード 181・97 右・右 3年
スクエアスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。春の大会では県営で2ホーマーなど、長打力では昌平・櫻井と双璧までありました。下級生時は重い印象のあったサードの守備も強肩で動ける印象でした。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
玉木 敬章(浦和学院)レフト 176・77 右・左 3年
気持ち開き気味に構え、グリップは胸の高さにセットし、ヘッドを立て、投手が足を上げると同時に軽く足を上げ踏み込むスタイルです。1番打者で足がとにかく速いですし、県営大宮のライトスタンドに運ぶパンチ力も魅力です。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
落合 隼飛(浦和学院)捕手 171・78 右・左 3年
オープンスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを上下に動かし、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。昨年から正捕手で小柄ですが、2番を担うなど機敏で強肩巧打が光りました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
吉井 蓮太郎(浦和学院)投手 177・82 右・左 3年
常時セットでオーバースローから135㌔前後のストレート、スライダー、カーブを投げます。夏は打たれてしまったものの、春は県大会優勝に貢献した主戦格で安定感が持ち味です。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
中村 和夢(浦和学院)投手 181・82 右・右 3年
常時セットでオーバースローから135㌔前後のストレート、スライダー、カットボールを投げます。140㌔越えのボールを持っていますが、素材型で出番は少なめもポテンシャルは高いです。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
鈴木 謙心(浦和学院)センター 177・75 左・左 2年
オープンスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に大きく足を上げ踏み込むスタイルです。2年生ながら5番を任され、走攻守揃っており常時フルスイングを仕掛け、インコースも綺麗にさばいてきます。秋以降の活躍に期待したい選手です。
武井 晴希(伊奈学園)投手 174・76 右・右 3年
ワインドアップでオーバースローから130~135㌔(MAX140㌔)のストレート、スライダー、カーブ、カットボールを投げます。満遍な色々な球種を使い投球術で打ち取ります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
茂木 颯太(伊奈学園)投手 181・81 右・右 3年
常時セットでオーバーとスリークオーターの中間位から140㌔前後(MAX143㌔)のストレート、縦横のスライダーを投げます。腕の振りが速くストレートの勢いがあり、素材は素晴らしいです。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
森 翔大(市立川越)ショート 174・72 右・左 2年
オープンスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。広角に打て、守備範囲も広く2年生ながら攻守の柱です。秋以降の活躍に期待したい選手です。
佐々木 琥十郎(狭山ヶ丘)投手 183・73 右・右 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔位のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。最速は140㌔越えるそうです。二段モーションのテイクバックが小さいショートアームで、コンパクトなフォームからキレのあるボールを投げこみます。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
Re: 埼玉大会③ - 満を持して登場
2025/08/17 (Sun) 23:21:43
こんばんは。
第三弾ありがとうございます。
浦学打線は私も期待していたのですが2年生の鈴木と言うのは知らなかったですが面白そうですね。
茂木(伊奈学園)や佐々木(狭山ヶ丘)なども知らなかったですが大学で伸びて欲しいですね。
お時間がある際に第四弾も楽しみにお待ちしております。
無題 - 満を持して登場
2025/08/16 (Sat) 23:29:10
長尾 亮大(天理)投手 181・84 右・右 2年
全くのノーマークでしたが、かなり気になりましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先をまあまあ立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX144㌔を計測したストレートと、110~120㌔台の縦スラと、120㌔台のチェンジアップは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、無名の選手にしてはかなり良いものを持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ面白いと思います。
来年に期待したいものです。
田口 遼平(叡明)ショート 171・78 右・左 3年
予選でもちょこっと見ていましたが、甲子園の模様から感想など。
気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から軽く足を上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
左腕の好投手のインサイドの難しいスライダーは肘を畳んでライト線に引っ張ってきましたが見事。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。
外の高めのストレートはレフトに叩いてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は遅くないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備はショートゴロが飛ばなかったので分からず。
投手としては、膝をかなり折って、ランナーなしでもセットから、膝を素早く低く内に引き上げて、サード方向を蹴って、上体が3塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差に当初から乏しく、腰の横回転が強くなって、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX141㌔を計測したストレートと、110~120㌔台の縦スラと、120㌔台のチェンジアップと、100㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思いますが、縦スラは落差のあるタイプなのでもっと小さく鋭く曲がる代物にブラッシュアップしたいものです。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、本人大学で投手をやりたいと言っているようですが、有名大学に行ってしまうと埋もれてしまいそうですので、打撃にはかなり見どころがありましたのでシュートの守備が良いのであれば個人的には野手として地方の大学で進化した方が面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
宮崎 海(愛工大名電-横浜商大)センター 180・80 右・右 4年
大学では初めて見れましたので感想など。
ホームベースから結構離れて開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内っぽいです。
逆球となったインローに来た縦スラはファールにはなったものの膝を使って引っ張ってきます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りの甘い縦スラは左中間にHRを叩き込んできます。
外のストレートは右中間を突破してきましたし、センターに叩いても来ます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くないものの、左腕のストレートの際に走って刺されていましたので、現状売りには出来ないようです。
守備はイージーなものしかなく守備範囲は不明ですが、肩もサンプルがなく不明なものの投げ方には違和感がありました。
と言う事で、打撃に特化型の選手で且つ勝負強さが光りますが、守備と肩が分からないので現状どのくらいの評価になるのかは分からないと言うのが正直なところですので、秋までに打撃以外にも何か絶対的な売りを作れれば指名圏内に突入するのだと思います。
秋に期待したいものです。
埼玉大会② - nob
2025/08/16 (Sat) 18:40:45
管理人様、皆様、こんばんは。
三高と関一が準々決勝で対戦という事で東京対決自体は15年ぶりだそうです。春・秋でも近年対戦経験無かったような気もするので、どんな展開になるか分かりませんが・・。去年紹介した田中諒も体がシェイプアップして打っていて何よりです。菅生の上原や藤平、前田、小上防、八王子の新井あたりは全国でどこまでやれるか見たかったですね。勝ち抜け方から見ると山梨学院が一番良さそうですが、果たして・・。
埼玉の選手紹介2回目です。今回はいわゆる無名所ですが、今後伸びたら面白そうという印象のあった投手が多いです。大宮北の延原は去年も紹介しようか迷っていた程の選手ですが、打撃センスは来年の埼玉でも上の方に位置する選手だと思います。サイズがもう少しあればですが、もう1年でどんな選手になるか楽しみです。
中村 紀翔(聖望学園)投手 184・68 右・右 3年
常時セットでオーバースローから135㌔前後(MAX139㌔)のストレート、スライダー、フォーク、チェンジアップを投げます。クイック気味に投げる事が制球力があります。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
大淵 祐輝(聖望学園)投手 183・81 右・右 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔位のストレート、スライダー、カーブ、カットボールを投げます。中村と違い、スピードよりも緩急で勝負するタイプで先発からゲームメイクする事が多かったです。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
米田 爽真(本庄第一)投手 173・64 右・右 3年
常時セットでサイドハンドから130㌔前後のストレート、スライダー、シンカーを投げます。春季大会では昌平を完封し、夏も浦学相手に真っ向から挑み粘り強い投球を見せました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
阿部 亜蓮(本庄第一)ライト 184・68 右・右 3年
オープンスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを寝かし、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイル。旧チームからレギュラーで木製を使いながら快音を響かせていました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
木部 太陽(西武文理)投手 182・78 右・右 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔位のストレート、チェンジアップを投げます。昨夏も気になっていましたが、今夏は体が大きくなり、ボールも強くなって一皮むけた印象でした。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
伊藤 裕紀(西武文理)投手 170・74 左・左 3年
常時セットでオーバースローから130~135㌔位のストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。球速以上にボールの強さと勢いがあり、木部との二枚看板で夏16強に貢献しました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
阪 樹(県立浦和)投手 178・73 右・右 3年
ノーワインドアップでオーバースローから135㌔前後(MAX138㌔)のストレート、縦横のスライダーを投げます。打っても中軸でオープンスタンスに構え、グリップは耳の高さにセットし、ヘッドを回しながらタイミングを計り、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイルです。中学時代から評判だったそうで、昨年から投打で抜きんでた力を見せていました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
延原 孝介(大宮北)ショート 172・70 右・左 2年
スクエアスタンスに構え、グリップは首の高さにセットし、ヘッドを上下に動かし、投手が足を上げると同時に足を上げ踏み込むスタイル。1年夏から1番・ショートでチームを引っ張り春の県大会8強に貢献しました。春も叡明・田口から2安打とバットコントロールの上手さが光り、ショートとしても動きの良さが光ります。投手もやりますが、こちらは技巧派サイドハンドです。秋以降の活躍に期待したい選手です。
田中 柊成(早大本庄)投手 170・71 右・右 3年
ノーワインドアップでオーバースローから135㌔前後(MAX143㌔)のストレート、スライダー、カーブ、フォーク、ツーシーム、チェンジアップと多彩です。ストレートにも緩急をつけ、巧みな投球術で春・夏とチームの躍進に貢献しました。次のステージでの活躍に期待したい選手です。
Re: 埼玉大会② - 満を持して登場
2025/08/16 (Sat) 23:26:38
こんばんは。
第二弾ありがとうございます。
今年の埼玉は投手の名前殆ど挙がってなかったのでどうなのかな?と思ってましたが無名どころは結構いるんですね。
県立浦和って確か屈指の進学校だった記憶がありますが、阪と言うのは全く知らなかったですが東大に進学して活躍してほしいですね^^
第三弾楽しみにお待ちしております。
無題 - 満を持して登場
2025/08/15 (Fri) 23:31:27
吉田 大輝(金足農)投手 179・86 右・右 3年
昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先を立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
牽制を入れて、クイックもしてきます。
フィールディングの動きも良かったです。
球種的には、MAX147㌔を計測したストレートと、120~130㌔台のカットボールと、130㌔台のスプリットと、110㌔台のチェンジアップと、100㌔台のカーブは確認。
右太ももを痛めていた割にはストレートは自己最速を更新しましたし、変化球もまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、兄よりも身長は一回り大きいですし資質は上と思いますが、成長度は余裕残しの状況だったと思いますので、育成の上手い地方の大学経由の方が良いように思います。
4年後に期待したいものです。
冨田 祥太郎(天理)セカンド 182・84 右・左 3年
中学時代に感想を書きましたが、センバツではピンと来なかったので何も書かなかったですが、今回気になりましたので感想など。
一旦開いてからホーム方向につま先をついて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし切った後から軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。
グリップの内への移動は許容範囲内っぽいです。
観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りの甘いナックルカーブは引っ張って捉えてきます。
外の高めのストレートはレフトオーバーの長打を放ってきます。
予選では4試合連続HRを叩き込んできたようなので、春から急激に長打力もついてきたのだと思います。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
サードからセカンドにコンバートされていましたが、そつなくこなしていました。
と言う事で、成長はしていましたので、大学で更に技術に磨きを掛けて行き、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ大化けしても不思議ではないと思います。
4年後に期待したいものです。
岡城 快生(岡山一宮-筑波大)センター 183・84 右・右 4年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
気持ち開いて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、バットを担いでヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から下半身を始動して左足を捕手方向に引いて、投手が腰を落としたところから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。
グリップの内への移動が見られます。
インサイドの甘い130㌔台なら左中間を突破してきましたが、コースに決まる140㌔台には上記欠点とクローズの踏み込みなので厳しいと想定します。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りの縦スラは引っかけてしまいますし、左腕の低目の変化球には空振りを繰り返していました。
外寄りの甘いカーブは引っ張って捉えてきます。
初球からガンガン振っていく早打ちが特徴の打者のようです。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足はかなり速いですが、盗塁のシーンは見れていないですが、春は11試合で7盗塁ですので売りにできるようになる可能性はあるのだと思います。
守備範囲は広かったですし、肩もよさそうでした。
と言う事で、打撃には欠点は多いものの左の好打者タイプではなく右のパンチ力もある選手ですし足と肩と言う武器がありますので、指名を考えている球団もありそうな気がします。
秋の進化に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/08/14 (Thu) 23:39:58
鈴木 欧音(鳥取城北)投手 180・78 右・右 3年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、強烈にインステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先をまあまあ立てて使えるタイプです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。
クイックはまずまずしてきます。
球種的には、MAX145㌔を計測したストレートと、120~130㌔台の縦スラと、120㌔台のカットボールと、110㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
日高 有希也(宮崎商)ライト 173・66 右・右 3年
知らない選手でしたが、少し気になりましたので感想など。
気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を引き上げたところから下半身を始動して左足を捕手方向に引いて、投手が腰を落とし切った後から軽く足を上げてクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内っぽいです。
逆球の甘いインスラはセンターに叩いてきます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。
外寄りの縦スラは叩きつけて余裕でサードへの内野安打にしてきます。
低目の縦スラは空振りしていました。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は速いですが、ストレートの際に走って刺されていましたので、現状売りには出来ないようです。
守備は背番号3でライトを守っていましたが、イージーなものしかなかったので肩とともに不明ですが、投手として140㌔を投げていましたので地肩は良いと思います。
と言う事で、無名の選手にしては良いものを持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、守備位置がどこが最適なのかは分からないですが守備も足も売りにできるようになれば大化けしても不思議ではないと思います。
4年後に期待したいものです。
国本 航河(名古屋-筑波大)投手 184・81 右・右 4年
大学では初めて見れましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
しつこく牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。
ランナーがいなくても、膝を引き上げるタイミングを変えて打者のタイミングをずらしたりもしてきます。
球種的には、MAX150㌔を計測したストレートと、120~130㌔台のカットボールと、120~130㌔台の縦スラと、120~130㌔台のスプリットと、100~110㌔台のカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思いますが、縦スラは落差のあるタイプなのでもっと小さく鋭く曲がる代物にブラッシュアップしたいものです。
コントロールも纏めてはきましたが、ランナーを出すと制球を乱しがちとなります。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですし、一浪しており社会人では育てるのに時間が掛かりすぎるタイプと思いますので、プロに行きたいのであれば独立Lに行くのがベストではないかと思います。
独立Lで最短1年間での進化に期待したいものです。
無題 - 満を持して登場
2025/08/13 (Wed) 23:33:54
田西 称(小松大谷)サード 180・84 右・左 3年
昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
軽く開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。
観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
低目の縦スラは膝を使ってファールにはしてきましたし、2打席目にはセンターに良い当たりを放ってきます。
予選では変則左腕の甘いスライダーはライト場外にHRを叩き込んできましたし、外寄りの高めの左腕のスライダーは左中間を突破してきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は無難のようです。
守備はイージーなものしかなかったですが、肩は良さそうです。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、大学で欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ面白いと思います。
4年後に期待したいものです。
田中 勇飛(鳥取城北)投手 179・69 右・右 3年
昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、上体を3塁側に倒して、軸足のクッションを利用して、強烈にインステップして、サイドスローから投げ込んでくる。
左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたが、肘から先を立てては使えないようです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは遊んでいます。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
リリースポイントのかなり前から、プレートから軸足が離れるのは気になります。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX148㌔を計測したストレートと、120~130㌔台の縦スラと、120㌔のカットボールと、120㌔台のシンカーと、110㌔台の手首を立てるカーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、期待した成長曲線には達していなかったのは遺憾ですが、良いものは持っていますので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ騒がれるようになると思います。
4年後に期待したいものです。
田西 誓(小松-新潟大)サード 179・93 右・左 4年
プロ志望との事なので初めて見た感想など。
気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内っぽいです。
インサイドは窮屈そうに詰まってしまいますし、インスラは空振りしていました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りの高さの甘い縦スラは引っ張ってライト線に長打を放ってきます。
外のストレートは左中間を突破してきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は売りには出来ないようです。
守備は捕手と聞いていましたがサードを守っており、イージーな打球しかなかったですが、腰高なのは気になりましたが、スローイングは安定していました。
と言う事で、まずまず良いものは持っていましたが、社会人経由が妥当と思いますので、欠点を矯正していき、守備もある程度売りにできるようになれば化けれると思います。
2年後に期待したいものです。