アマチュア野球掲示板
無題 - 満を持して登場
2025/10/23 (Thu) 23:33:04
武内 義樹(近大高専)投手 174・80 右・右 3年
事前に気になっていましたが、バーチャルで見ていましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX149㌔を計測したストレートと、縦スラのみ確認。
いずれもまずまずの代物だったと思いますが、縦スラは落差のあるタイプなので、もっと小さく鋭く曲がる代物にブラッシュアップしたいものです。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
という事で、確かに良いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
4年後に期待したいものです。
西川 篤夢(神村学園伊賀)ショート 183・75 右・左 3年
事前に気になっていましたが、バーチャルで見ていましたので感想など。
ビジョントレーニングを試合前の挨拶に行くまで入念に行っている姿は印象的でした。
気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は無いタイプです。
インサイドのサンプルが殆どなかったですが、満塁時に手が出ず見逃し三振でしたので肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外の甘いカーブはレフトに叩いてきましたし、甘いカーブは一塁線を突破してきます。
外寄りの低めのストレートはセンターに叩いてきましたし、外寄りのストレートは引っ張り込んで捉えてきます。
低目の変化球は見極めて振らないので、膝を柔軟に使えるのかどうかは不明です。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいますが、追い込まれるまでは際どいボール球に手を出さないタイプです。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は速い方ですが、変化球の際に盗塁を決めてきましたが、ストレートの際に走って刺されていましたので、絶対的に売りにできるほどではないようです。
投手がメインで、ショートに回っても守備機会がなかったのでショートとしての適性は分からないですが、ピッチャーライナーに対する身のこなしは光りましたし、140㌔台を計測していましたので地肩は良いですし、器用そうなのでショートの守備も良いのかもしれません。
という事で、打撃センスが抜けているタイプではないと思いますが、変な癖がないですし、細い体をプロ仕様の物にしていければ化けれるかもしれません。
指名されたら死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。