アマチュア野球掲示板
無題 - 満を持して登場
2025/01/13 (Mon) 23:31:48
曽布川ザイレン(浜松商)サード 180・85 右・右 3年 SB育成2位
バーチャルで見てみましたので感想など。
気持ち開いて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して動かしながら、投手が腰を落としたところから下半身を始動してホーム方向につま先をトンと着いてから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。
グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。
インサイドには詰まってしまいますが、インローはセンターに押っ付けてきたケースも1度見られました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外の高めのストレートは左中間を突破してきます。
低目の縦スラは拾えないようです。
頭の高さは変わるので、ミスショットがかなり多いです。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くはないですし、変化球の際に盗塁を決めてきます。
守備に関しては、正面の打球に対してグラブだけで捕りに行って弾いていましたし、バント処理のダッシュは遅かったですが、三塁線を抜けそうな打球を好捕してきたケースもありましたし、スローイングは悪くはないようです。
と言う事で、個人的には時期尚早と思いますが、折角指名されたのですから死ぬ気で努力して生き残ってほしいものです。
岸本 佑也(奈良大付)ショート 180・72 右・右 3年 楽天育成1位
バーチャルで少し見ていましたので感想など。
クローズに構えて、グリップを顎の高さにセットしヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから下半身を始動して左足を捕手方向に引いて、投手が腰を落としたところから膝を引き上げて回しこんでクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。
インサイドは上記欠点とクローズの踏み込みなので当然ドン詰まってしまいますし、自打球を何度も当てていましたが、左腕のスライダーが甘くなると引っ張れるようです。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外寄りのストレートは引っ張り込んできます。
インサイドを攻められた後の甘いチェンジアップに空振り三振でしたが、似たような攻めをされて以降も三打席連続三振だったのは学習能力に乏しそうです。
低目の変化球は拾えないです。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングはまずまずです。
守備はイージーなものしかなく不明ですが、肩は良いです。
足は遅くは無く、左腕のストレートの際に盗塁を決めてはきましたが、捕手のコントロールが乱れなければアウトでしたので、現状売りには出来ないようです。
投手としては、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。
牽制を入れて、クイックはしてきますし、バント処理は上手かったです。
球種的には、MAX145㌔を計測したストレートと、縦スラと、カットボールと、チェンジアップは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、打撃に関してはかなり弱い選手なので、個人的には勿論投手としての素材と思いますので、上手くいかなければ早期に投手にコンバートするのがベストと思います。
折角指名されたのですから投手として死ぬ気で努力して生き残ってほしいものです。
宮崎 竜成(創志学園−立命館大-ヤマハ)セカンド 173・90 右・左 2年目 ロッテ2位
初めて真面目に見てみましたが、都市対抗の1打席目が録画に失敗していたので都市対抗の2打席以降と日本選手権と予選の動画から最終感想など。
スクエアに構えて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から下半身を始動してホーム方向につま先をついて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。
グリップを2度上げするタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外のストレートはセンターに叩いてきます。
日本選手権では外のコースの外れた高さの甘めのスプリットはレフトに叩いてきますし、コースの甘い低目のスプリットは膝をまずまず使ってセンターに拾ってきます。
予選の動画では、外の高めのストレートは左中間にHRを叩き込んでいましたので意外にパワーはありそうです。
気になったのは変則左腕の外のストレートはレフトに叩いてきますし左腕が苦手ではないですが、左腕の外のスライダーを自信を持って見逃して2三振を喫していましたが際どいコースはファールにしておかないと審判によってはストライクを取るので。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
守備に関しては、守備範囲が広いタイプではないようですが、詰まった打球で前へダッシュしてファーストへグラブトスして刺してきましたがまずまずです。
足は遅くないですが、50m5秒9との事で大学時代には47試合で11個盗塁を決めたようですので全く売りにできないほどではないようです。
と言う事で、派手さは一切ないタイプですが再現性のある打撃の高技術保持者という事は理解できましたのでプロでどのくらいの数字を上げれるのか興味があります。
死ぬ気で努力して活躍してほしいものです。