アマチュア野球掲示板 230620


無題

1:満を持して登場 :

2024/02/06 (Tue) 23:38:49

颯佐 心汰(中央学院)ショート 173・70 右・右 2年

事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
軽く開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから自身も膝を引き上げて行き回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを下げてから上げるタイプで、内への移動も見られます。
インサイドは甘くなるとウォーニングゾーンまで飛ばしてきますが、コースに決まると詰まってしまいます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
やや低めの縦スラは膝を使って引っ張って捉えてきます。
縦スラが甘くなると引っ張って左中間を突破してきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
ショートの守備は不明ですが、投手としてのフィールディングは良かったですし、142㌔を計測したストレートを投げていましたので地肩は良いと思います。
と言う事で、確かに良いものは持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ面白いと思います。
選抜での進化に期待したいものです。

大和田 宏靖(市立柏)サード ?・? 右・左 1年

知らない選手でしたが、気になりましたので感想など。
大きく開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
インローの難しい縦スラは惜しくもファールにはなったものの膝を使って引っ張って捉えてきます。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。
外のストレートはレフトとセンターのファインプレーにあったもののきっちりミートしてきますし、外の高めのストレートはレフトに叩いてきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは切れがあります。
足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。
守備の動きは中々良かったですし、スローイングも安定していました。
と言う事で、打席内で1年生の夏にこれだけ堂々としたスイングを繰り出してくる選手は中々見ないですし、打撃センスも中々ですので非常に楽しみだと思います。
今後の進化に期待大です。

三浦 克也(高岡向陵-東京国際大)投手 179・80 左・左 4年

知らない選手でしたが、動画でちょこっと見れましたので感想など。
ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。
右腕を下から上に使うタイプですが、引き込みは抑えられています。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果的に開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、つま先を開きがちとなって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX148㌔を計測したストレートと、スライダーと、カーブは確認。
いずれもまずまずの代物だったと思いますが、ストレートが右打者のクロスファイアーと外角がシュート回転するのは気になりました。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
と言う事で、良いものは持っていましたので、後は本人の意識の問題と育成力に掛かっているのだと思います。
死ぬ気で努力して生き残ってほしいものです。

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