アマチュア野球掲示板
無題 - 満を持して登場
2025/11/12 (Wed) 23:26:29
大須賀 琉季(中京大中京)投手 183・82 右・? 2年
知らない投手でしたが、気になりましたので感想など。
プレートの1塁側を踏んで、ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて2段モーションから、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、略オーバースローから投げ込んでくる。
左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくはないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。
フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプで、体勢を崩してしまうケースも見られました。
リリースポイントのかなり前から、プレートから軸足が離れるのは気になります。
クイックはしてきます。
球種的には、MAX135㌔ちょっとくらいのストレートと、縦スラのみ確認。
いずれもまずまずの代物だったと思います。
コントロールも纏めてはきましたが、甘いのも散見されました。
という事で、無名の投手にしては良いものを持っていましたので、今後徐々に欠点を矯正していき、ストレートにももっと磨きをかけていければ化けれると思います。
センバツでの進化に期待したいものです。
松原 圭汰郎(昭和)ショート 183・70 右・右 3年
事前に気になっていましたが、初めて見れましたので感想など。
略スクエアに構えて、グリップを体に近く胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから下半身を始動して左足を捕手方向に引いて、投手が腰を落とし切った後から軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプで、内への移動も見られましたし、左肩も内に入りすぎています。
インサイドは甘いとレフトオーバーの長打を放ってきましたが、コースに決まると上記欠点とクローズの踏み込みでは厳しいと想定します。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外の縦スラはレフト線に長打を放ってきます。
外寄りのカットボールは三塁線を突破してきます。
外寄りのストレートは左中間フェンス直撃弾を放ってきます。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは力感があります。
足は遅くなく、隙をついた好走塁はしてきます。
守備機会がなかったので、守備は不明です。
という事で、ドラフト候補と言われた好投手を完全に粉砕して来た打撃は欠点はあるものの見どころはありましたので、大学で欠点を矯正していき、打撃以外にも何か絶対的な売りを作っていければ大化けしても不思議ではないと思います。
4年後に期待したいものです。